CASE REPORT

ダクト清掃レポート

防火ダンパーって知ってますか?

2018.6.20

沢山の飲食店には必ず厨房あります。

私たちを楽しませてくれるためにオープン前から準備仕込みに

余念なく、美味しい料理を提供して頂いています。

感謝!感謝!です。

店舗、特に厨房部に関しては時間的に管理も難しく

従業員様の手で手入れをするにも限界があります。

 

今回は天蓋ダクトの内部に付いている防火ダンパーのお話です。

大好きな揚げ物 調理機 フライヤー

 

温めたり炒めたりする調理器具 コンロ台

 

お肉やお魚を焼く調理器具 焼き台

 

食した後の食器をスピーディーに洗う 食洗器

 

これらの調理器具のすぐ上に排気システム(天蓋ダクト)が

あります。 調理中に出る油煙を強制的に排気するものです。

これが正常に作動しないと厨房含め店内は煙まみれになります。

 

 

お店の従業員様でお掃除できるのは、精々フード内部と

フィルターまでが限界です。

 

この内部には防火ダンパーが設置されています。

これは代表的な防火ダンパーで取り外し直後のものです。

 

 

*防火ダンパーの役割は、もしも火災が発生した場合ダンパーにセット

されている温度ヒューズが設定温度以上になった時に溶けて切れ、

羽根が閉まって煙や炎が遮断され延焼を防ぐものです。

 

油の力は凄いもので手入れをせずに年月が経過すると、どんどん

厚くなり、最悪は羽根が固着し動かなくなります。

併せて気道がどんどん狭くなるため、排気効率が低下し、

店内に油煙が流れだすのです。

 

 

防火ダンパーを取り外したところです。

 

 

取り外したダンパーは直ぐに特殊な洗剤に浸け置きし、油汚れを溶かします。

羽根や外装の汚れは容易に取れますが、内部のレール部、バネ部、

そして温度ヒューズ周りは最強の手強さです。

 

これが温度ヒューズです。

 

洗浄するとこうなります。

素晴らしい! 生き返りました!

 

この作業は具材の洗浄も大変ですが、

何より一番は取り外しです。調理器具の真上に位置し、スペースが

狭い!

 

防火ダンパーの洗浄の事なら

日美装建 株式会社

TEL 011-700-0132

までお問い合わせ下さい。

 

 

Scroll Up