CASE REPORT

ダクト清掃レポート

某施設のエアコン緊急対応の巻。

2017.12.28

 

エアコンの故障は突然やってきます。

特に多いのは7月、8月の真夏時と12月、1月の極寒時です。

 

【故障の原因】

NO1 室内機の水漏れエラーによる緊急停止。

NO2 冷房・暖房が弱い。

NO3 突然動かなくなる。

どれもたどればフィルターや熱交換器の

汚れの蓄積が一番の原因なのです。

 

(室内機の水漏れエラーによる緊急停止。)

これは主に夏季の故障で、冷房運転時に熱交換による水が発生します。

エアコンの汚れが酷くなるとドレンパン内部の汚水は、スライム状の

どろどろとなり、ポンプやフロート部の動作不良が起き、

緊急停止または水漏れ現象が起きるのです。

 

(冷房・暖房が弱い)

これもエアコン・・・特にフィルター部や熱交換器部の

汚れが原因です。 緊急停止はしないのですが風量が著しく弱く、

不快感は否めません。

 

(突然動かなくなる)

一番厄介です。↑上記の冷暖房が弱い・・これが初期症状だと思って下さい!

これを放置してそのまま使うと、多大な負荷が常にかかった状態になり、

動作不良では済まされない破損となります。

 

それは運転に一番重要な圧縮機(コンプレッサー)の場合が殆どです。

あとは制御基盤に不具合が生じたり、ファンモーターが壊れたり・・

様々な部品が悲鳴を上げるのです。

 

壊れると当然、部品交換となります。

基盤 1か所あたり 20,000円~30,000円程度

ファンモーター   10,000円~15,000円程度

コンプレッサー  150,000円以上            *すべて目安価格で機種により異なります。

 

上記はすべて部品単価で工賃や諸経費が更に上乗せされます。

 

更に部品の在庫確認から・・・また更に10年を経過した機種は

部品がない場合も出てくるのです。

故障発生から最速でも1週間後からの修理となるのが普通です。

 

当然・・お店の営業や業務に支障を来すことになるでしょう。

 

 

今回は某施設のGHPでエラーが発生し、運転停止したものです。

エラーコードJ6 吸入3温度センサー断線異常又はオイル戻し電磁弁不良。

このため運転不可で制御停止状態でした。

パネルを開け、回路図を確認しサーミスタのラインを調べます。

コネクターを外し、先端まで取り外していきます。

この時点ではコネクター部の焦げ跡や各配線の断線は見受けられません。

 

先端部の接続状況です。     新&旧 比較です。

この部分は指先しか入るスペースがなく、少々難航しましたが

新しいサーミスタと交換完了です。

 

ちなみに旧サーミスタをテスターで導通確認したところ、

針は触れず断線してました。

もう一つの原因 オイル戻し電磁弁不良は試運転で様子をみてから確認します。

 

試運転で約1時間ほど冷暖切り替えて経過観察をおこない、

問題無き事を確認致しました。

 

またオイル戻し電磁弁不良については念の為、目視で外観のみ確認おこない、

今回の直接的なエラー要因ではないと判断致しました。

 

とりあえず大きな故障ではなく良かったです。

 

 

エアコン・クーラーの急な故障でお困りの方

まずはお電話を・・・

 

兆、故障の様子、エラー表示、設置後の経過年数、メーカー型番をなど

事前にお調べ頂ければスムーズに事が運びます。

 

株式会社AIRNOTE  TEL011-299-4152

日美装建 株式会社     TEL011-700-0132

までご一報下さい。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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