エアコンの基本構造は下図のように室内機と室外機に分れ、この2つを冷媒配管を通じてフロンガスが流れます。
汚れは主に室内機側でファンや熱交換器(フィン)に集中します。
特に冷房使用時は冷たい空気を作る際に水が発生します。これはドレンパン部に溜まり、ある上限を超えると自然勾配またはポンプにより外部へ放出されます。
その溜り水に粉塵やカビ菌が付着し、汚れが加速するのです。
また室内機により室内の空気を循環させて運転します。設置場所にもよりますが、ホコリや油煙やカビ菌に至るまで、フィルターを通りそして熱交換器(フィン)を通って循環するのです。
長期間使用すると汚れは蓄積され、定格性能が発揮されなくなります。
それがストレス(負荷)となり故障の原因へと発展するのです。