CASE REPORT

ダクト清掃レポート

札幌 ダクト清掃 厨房設備 排気ファンの巻

2020.3.14

私は現調(現場調査)が

大好きです。

未知の領域に入る感覚。

実際にSTAFFが入って

作業を進めている幻想。

 

がしかし

このダクト清掃の現調には

上・下がつきものです。

 

天蓋部分ですとホール内で

楽です。

 

でも横引きやファンの下見だと

天井裏か屋上です。

 

そろそろ体をシボらないと

天井に穴を開けてしまいそう・・・

 

 

今日は排気ファンのお話です。

排気ファンには

いろいろ種類があります。

⇧【片吸込み型シロッコファン】

用途は広く給気・排気・換気

幅広く用いられている。

ベルト駆動なので

定期的な点検が必要となる。

 

 

 

⇧【斜流ダクトファン】

低騒音タイプで風量も多い

小型なら狭いスペースでもOK

 

 

⇧【ストレートファン】

消音性が高く

ホテル・病院・商業施設など

広く使われている

 

 

 

⇧【有圧換気ファン】

大型施設・工場・倉庫など

換気用に使われている

 

 

排気ファンは

仕込みの時間帯から

営業が終わるまで

づっと回りっぱなし。

 

となると

電気代が凄いことになります。

 

ここで登場するのが

インバータ制御。

 

自動で風量を調整して

無駄な消費電力をカット!

同時に騒音、振動も軽減!

 

エアコンもそうですが

このインバータ制御のお陰で

環境を常に適正になるように

整えてくれる優れモノですぞ!

 

 

点検についてですが・・・

まず運転時の音です。

⇧これは回転羽根のカバーみたいなもので

油の層が厚くなると特に

中心より下部に

熱で柔らかくなった油の層が下がり

 厚みで羽根に干渉しだすのです。

 

ゴォー・・・

ガァガァガァ・・・

スゥ・・・・

ヒュー・・・

⇧下の2つなら問題ないのですが

上ですと何かあるかもしれません。

①ファンの油汚れ

②ベアリング不良

③ダクト内部の汚れ

 

 

 

あと振動です。

これは判断が難しいですが

写真を御参照下さい。

⇧台座部分に黒い耐震ゴムが

各ポイントに装着されています。

設置方法が置き型の場合は

これが通例です。

 

 

 

⇧これは天井から支持金具で

吊っているタイプです。

四角い枠内に黒い耐震ゴムが見えます

 

これらの耐震ゴムが

摩耗・劣化により

耐震性能が低下すると

①直接振動が伝播する

②共振作用で周りに影響を与える

③排気設備に直接伝わり

騒音・不快感を与える。

耐震ゴムの交換で劇的に改善されます。

 

 

次はVベルトです。

⇧このように劣化すると

痩せてきて固くなり割れ出します

最悪は切れてしまい

一切吸込まなくなります。

 

初期の段階では調整で改善されます

 定期交換が一番確実となります。

 

 

最後にベアリングです。

⇧これは回転羽根を受ける部分で

片持ちタイプ(ベアリング1ヶ所)

両持ちタイプ(ベアリング2ヶ所)

上部の突起物(注入口)より

グリースアップをおこないます。

最低でも年1回は点検実施が

 必要です。

 

これらは皆さまが安心して

調理できるよう

年1回 排気ファン廻りの

点検と題して

専門業者にメンテナンスを

してもらうべきでしょう。

①運転時の音・オイル漏れ点検

②Vベルト調整又は交換

③耐震部分の目視点検

④ベアリング グリースアップ

 

 

厨房排気設備メンテナンスの事なら

日美装建株式会社にお任せ下さい。

TEL 011-700-0132

 

 

 

 

 

 

 

 

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