CASE REPORT

ダクト清掃レポート

札幌某事務所のセントラルヒーティング清掃の巻。

2018.1.18

今日は札幌の4階建て事務所さまのセントラルヒーティングの

洗浄清掃のお話です。

 

今ではエアコンで冷暖房をまかなう施設は多くなりましたが、

ちょっと前までは暖房はボイラーで温水をつくり循環させて

各お部屋を暖かくするセントラルヒーティングが主流でした。

 

今回の事務所様も約30年近く大きな問題もなくこの方式で

来たのですが、最近各お部屋が全体的に温まりづらいとのことでした。

 

【セントラルヒーティングの仕組み】

1階か地下室に大きなボイラー室があると思います。

ここで熱源を作り、蒸気熱が圧力で配管内を循環します。

各お部屋にはユニットタイプの熱交換器があり、

図のように下から冷たい空気を吸い込み

熱交換器を通過し放射熱の力で暖かい空気が上に上がります

この作用でお部屋の中が次第に温まるのです。

当然ですが汚れの影響や何か妨げている要因があるはずです。

 

洗浄前の試運転です。 確かに配管はあっつ熱ですがヒーターからは

弱いです。確かに弱いです。

 

さっそく分解してみましょう!

内部の状態は・・・

エアコンのフィンと違って、溝の幅や厚みもガッシリです。

ホコリや汚れ、事務所特有の定規やクリップなど

いろいろなモノが出てきました。

 

下の部分はどうでしょう?

強制的に空気を循環させているのであれば問題ないですが、

かなりのストレスだったと思います。 よく頑張りました!

 

先ずは掃除機で除塵をします。 特に見えない部分(下方向)は

なかなかのモノでした。

次に洗浄前の養生です。 かなり特殊な方法で20c程度の

クリアランスしかないので養生が命となります。

この状態で洗浄を開始します。(これ以上は企業秘密ですが..)

洗剤は勿論濃いめで、リンス洗浄をガッチリです。

凄いです。落ちるお落ちる・・真っ黒でした!

苦楽を共にした30年の垢が剥がされようとしています。

残念ですが、仕事なんで致し方ございませんm(__)m

洗浄が終わると次にブロワーで水分を飛ばします。

これをしっかりやらないとお部屋の中が水蒸気だらけになります。

 

 

するとこうなりました! 素晴らしいです! フィンの隙間も整えますね!

 

キャビネットも拭き上げ完了です。1次汚水は・・・

もうコーヒーと同じくらいの濃さです。ご苦労様でした!

 

さぁ~試運転です。バルブを開けると・・・

若干残っていた水分が一斉に水蒸気になり、

ヒーターの上は真夏の陽炎のごとく熱くなりました!

素晴らしいです!

 

 

簡単な仕組みだけに是非とも・・ご注意して頂きたいのです。

①ヒーターのにモノを置いていませんか?

②ヒーターのにモノを置いていませんか?

この2点をご確認下さい。

もしもそれでも弱かったら・・・

お電話下さい。

日美装建 株式会社

TEL 011-700-0132

 

 

 

 

 

 

 

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